

口を開けた時にキラリと光る金・銀のかぶせものや詰め物。これを天然歯と変わらない自然な色に変えます。金銀などの金属から、自然な光沢と複雑な色の調合が可能な素材を使用して付け替えます。
奥歯にある銀色のかぶせものを、目立たない自然な色のものにしたいという希望で来院されました。
※インレー
虫歯などの治療跡にかぶせます。小さな場合は詰め物ともいいます。
※セラミックインレー
セラミック素材で出来たインレー。
保険は使えませんが、色の自由度が高く、自然な仕上がりが期待できます。
機能的には現状でも問題ありません。見た目をより良くすることで、大きく口を開けて笑えるようになりました。
■初診時の状態
左側の奥歯に、虫歯を治療したあとにかぶせた銀色の詰め物が見えます。
■治療後の状態
かぶせものの素材を、歯に似た色のもので作り変えました。
1)左側の奥歯に虫歯の治療跡があります。その時は機能の回復を最優先で治療を受けたので、かぶせものの色や素材にはこだわらず、保険で可能なものを選択したそうです。
時間が経ち、銀色が気になるようになってきたため、自然な色のものに変えたいと思い、当院を訪れました(右の写真、上)
2)かぶせてあるものはインレーです。これをセラミック素材のものに変えます。模型の歯で色合わせをし、周りの歯と同じ色調にします(右の写真、下)。
3)色が決まると型をとり、出来上がった新しいかぶせもの(セラミックインレー)を装着しました。